2023年合格速報 ㊗東海大学理学部物理学科 現役合格!

 私は中学3年生で1度東進に入塾しましたが、当時あまり勉強意識がなく受講をサボっていました。その後1年で退塾し、高校では堕落な生活を送っていました。今思うとあそこで真面目にやっていたら第1志望校にも行けたのではないかと心の片隅で思っています。高校2年から3年にあがる春休みに志望校を決め、学校の授業と家での自習では受かれないと思い、もう一度入塾することを決めました。自分は部活終わりと土日は午後から基本的に毎日来るようにしていました。そして、4月から始めるとスタートが遅れているので受講は平日1〜2休日2〜4のペースで進めていました。

 ここでは自分がおすすめする講座について話したいと思います。まず、受講について私がおすすめするのは山口先生のスタンダード物理です。先生の板書は誰が見ても汚いと思うような黒板です(笑)それに1.5倍速で聞いているのに2.0倍速なんじゃないかと勘違いするくらいです。しかし、それ以上に価値のある授業をしてくれます。物理の公式や定義など一から丁寧に教えてくれます。この公式とこの公式はこう繋がるの、など根本から説明してくれるのでひとつの物語を聞いているのでは、と錯覚してしまいます。前半は説明、後半は問題演習という形の授業ですが、前半の説明ではノートを準備しメモを沢山することが大切です。後半の問題演習では旧帝、早慶などレベルの高い問題ばかりなので完璧に解かなくても大丈夫です。どのようにして解くか道筋を考えておくことが重要です。最後まで受け終わった時にはかなり力は着いていると思います。しかしそこでサボると結局逆戻りなのでサボらずに問題演習は続けることを意識してください。

 次に私が受験期1番キツかったことは出願前です。私は国立、私立共に出願を少し後悔しています。国立は大学の名で選び、そこに行けるならどの学部でもいいと思い出願しましたが必ず限界が来ます。やりたい学問があり、その大学に行きたいなら最後までその学部を突き通してください。学校の先生や周りに否定されますが、あとはメンタルです。ここが私にとって1番辛い時期でした。

 最後に、塾の先生方には迷惑しかかけていなかった気がします。面談の時や進路の相談のときなど、先生方は必ず自分たちの味方です。どんな進路だろうが信じ続けてくれます。あとは自分が何をするか、1分1秒の繰り返しがいつの間にか1年経っていることを忘れずに頑張ってください